TOPchevron_right営業・案件獲得chevron_right

営業代行で成果が出ないと感じたときに見直すべき顧客獲得ルート

営業代行で成果が出ないと感じたときに見直すべき顧客獲得ルート

公開日時:

2026/6/30 01:07

営業代行で成果が出ないと感じたときに見直すべき顧客獲得ルート

営業代行に依頼したものの、「アポイントは少し取れるが受注につながらない」「商談相手の温度感が低い」「自社の商材をうまく説明してもらえていない」と感じることがあります。

このようなとき、すぐに「営業代行会社が悪い」と決めつけるのは早いかもしれません。もちろん、代行会社の得意領域や運用品質に課題がある場合もあります。しかし、営業代行で成果が出ないと感じる背景には、代行会社だけでなく、商材の性質、ターゲットの明確さ、初回接点の信頼度、商談後の提案体制が関係していることが多いです。

この記事では、営業代行で成果が出ないときに何を切り分けるべきか、営業代行が合うケースと合いにくいケース、そして広告やテレアポ以外に検討したい顧客獲得ルートを整理します。

結論から言うと、営業代行で十分な成果が出ない場合は、代行会社を変える前に「自社は未知接点からのアポイント獲得に向いている商材なのか」を確認する必要があります。高単価B2B商材や説明が必要な無形商材では、短期のアポ数よりも、信頼のある第三者を通じた二次人脈・紹介パートナー経由の接点づくりが合う場合があります。

営業代行で成果が出ないときにまず切り分けること

営業代行で成果が出ないと感じたとき、最初に見るべきなのは「どの段階で止まっているか」です。

たとえば、そもそもアポイントが取れていないのか。アポイントは取れているが、商談相手がターゲットとずれているのか。商談にはなるが、相手の課題が浅く、提案に進まないのか。提案までは進むが、受注率が低いのか。

これらは同じ「成果が出ない」でも、原因が違います。

アポイントが取れていない場合は、ターゲットリスト、訴求内容、架電やメールの運用、商材の分かりやすさを確認します。相手の課題が明確で、比較検討されやすい商材なら、営業代行の改善で成果が出る余地があります。

一方で、アポイントは取れているのに受注につながらない場合は、単にアポ数を増やしても状況が変わらない可能性があります。相手が本当に課題を持っているのか、決裁者や部門責任者に会えているのか、商談前に自社への信頼があるのかを見直す必要があります。

特にB2Bの高単価商材では、「話を聞いてくれる人」と「買う可能性がある人」は違います。営業代行でアポイントを増やしても、相手の課題や役職、導入タイミングが合っていなければ、営業担当の工数だけが増えてしまいます。

そのため、営業代行の成果を見るときは、次の4つに分けて確認すると判断しやすくなります。

  • アポイント数は十分か

  • 商談相手はターゲットに合っているか

  • 商談前の信頼や課題感はあるか

  • 商談後に受注へ進める提案体制があるか

この切り分けをせずに代行会社だけを変えると、同じ課題を繰り返すことがあります。

営業代行が合うケース・合いにくいケース

営業代行は、うまく使えば有効な施策です。すべての会社に合わないわけではありません。

たとえば、ターゲット企業が明確で、課題が分かりやすく、比較的短い説明で価値が伝わる商材は営業代行と相性があります。架電やメールで課題を想起しやすく、商談化後の提案資料や導入事例も整っている場合は、外部の営業担当が初回接点を作っても商談につながりやすいです。

また、営業プロセスがすでに一定程度固まっている会社にも向いています。どの業種、どの役職、どの課題に対して、どんなトークなら反応があるのかが分かっていれば、営業代行は接触量を増やす手段として機能します。

一方で、営業代行が合いにくいケースもあります。

まず、商材が高単価で、導入判断に経営者や複数部門が関わる場合です。この場合、知らない会社からの連絡だけでは相手の警戒心が下がりにくく、初回商談が情報収集で終わることがあります。

次に、無形商材やコンサルティング型のサービスです。価値が資料だけでは伝わりにくく、代表や専門家が話すことでようやく強みが伝わる商材では、外部の担当者が入口を作るだけでは温度感が上がりにくいことがあります。

さらに、ターゲットや提供価値がまだ曖昧な場合も注意が必要です。「とにかく中小企業に会いたい」「経営者なら誰でもよい」という状態では、代行会社も質の高いリストや訴求を作りにくくなります。

営業代行は、営業活動の一部を外部化する手段です。しかし、誰に、何を、どの文脈で売るのかが曖昧なままでは、外部化しても成果は安定しません。

成果が出ない原因は「営業代行会社」だけではない

営業代行で成果が出ないと、依頼先を変えたくなります。もちろん、業界理解が浅い、報告が粗い、リスト精度が低い、アポイント定義が曖昧といった問題があるなら、改善や見直しは必要です。

ただし、それだけでなく、自社側の前提も確認する必要があります。

1つ目は、ターゲットの解像度です。受注しやすい企業の業種、規模、役職、課題、導入タイミングが整理されていないと、営業代行は広く浅く接触するしかありません。その結果、アポイントは取れても、商談の質が安定しません。

2つ目は、商談前の信頼です。知らない会社から突然連絡が来た場合、相手はまず警戒します。特に決裁者は、日々多くの営業連絡を受けています。どれだけ良い商材でも、「なぜ今この会社と話すのか」が弱いと、優先度は上がりません。

3つ目は、受け皿となる営業体制です。初回商談で課題を深掘りし、相手の状況に合わせて提案できる体制がなければ、アポイントの質が良くても受注にはつながりません。営業代行は商談機会を作れても、自社の提案力やサービス品質まで自動で補ってくれるわけではありません。

4つ目は、成果指標の置き方です。アポイント数だけを追うと、質が低い商談が増えることがあります。B2Bの高単価商材では、アポイント数だけでなく、決裁者接点、有効商談率、提案化率、受注につながる課題の深さを見たほうが実態に合います。

営業代行を見直すときは、代行会社の運用と自社側の準備を分けて考えることが重要です。どちらか一方だけを責めても、顧客獲得ルートは改善しません。

見直すべき顧客獲得ルートは二次人脈にある

営業代行で成果が出にくい会社は、未知接点からの直接アプローチに偏っていることがあります。

未知接点とは、自社をまだ知らない相手に広告、テレアポ、DM、フォーム営業、展示会などで接触するルートです。母数を大きく取れる反面、信頼形成に時間がかかります。相手から見ると、最初は「知らない会社」です。

一方で、二次人脈という考え方があります。二次人脈とは、自分が直接知っている人ではなく、顧客、知人、紹介者、協業先を介してつながる接点です。既存顧客が近い課題を持つ企業を紹介してくれる。士業やコンサルが、顧問先の経営課題に合わせて支援会社を紹介する。Web制作会社が、制作後の集客課題を聞いてマーケティング支援会社につなぐ。こうしたルートです。

二次人脈の強みは、初回接点に信頼の文脈があることです。相手は知らない会社から突然売り込まれるのではなく、すでに信頼している人や会社から「この課題なら一度話してみるとよい」と紹介されます。

これは、営業代行と競合する考え方ではありません。営業代行が向いている商材やフェーズもあります。ただ、高単価B2B、無形商材、決裁者商談、説明が必要なサービスでは、未知接点だけで商談を作るより、信頼経由の接点を増やしたほうが合う場合があります。

顧客獲得ルートを見直すときは、次のように考えると整理しやすくなります。

  • 短期で接触量を増やしたいなら、営業代行やテレアポが向いている

  • 検索ニーズが明確なら、広告やSEOが向いている

  • 既存の信頼や周辺企業の接点を活かしたいなら、紹介・パートナー施策が向いている

  • 決裁者や部門責任者に信頼ある文脈で会いたいなら、二次人脈の設計が重要になる

つまり、営業代行で成果が出ないときは、「もっと電話する」だけでなく、「どの接点なら自社の商材が最も伝わりやすいか」を見直す必要があります。

紹介・パートナー経由のルートを作る手順

紹介やパートナー経由の顧客獲得は、偶然の紹介を待つだけでは安定しません。仕組み化するには、進める順番があります。

最初に、受注しやすい顧客像を整理します。業種、規模、役職だけでなく、「どんな課題を持っていると商談化しやすいか」まで言語化します。たとえば、営業支援会社なら「リードはあるが商談化できていない企業」、システム開発会社なら「業務改善の必要性はあるが開発会社の選び方が分からない企業」のように、紹介者が思い浮かべやすい表現にします。

次に、その顧客課題を先に聞いている相手を探します。自社の商品を売ってくれる人を探すのではなく、自社の見込み顧客とすでに接点を持っている周辺プレイヤーを探します。士業、コンサル、Web制作会社、CRM導入会社、人材会社、BPO会社、マーケティング支援会社など、業種によって候補は変わります。

そのうえで、相手にとってのメリットを設計します。紹介してもらうだけでは、相手は動きにくいです。相手の顧客満足度が上がる、相手のサービス範囲を補完できる、共催ウェビナーで見込み顧客に価値提供できる、メール相互配信で双方の顧客接点を活かせるなど、相手側の理由を作る必要があります。

最後に、継続できる運用にします。初回面談で終わらせず、紹介しやすい顧客像、紹介文面、共催テーマ、振り返りの頻度、次に試す施策を決めます。パートナー施策は、相手探しよりも、その後の設計と運用が成果を分けます。

ここまで整えると、顧客獲得は「知らない相手に大量に接触する」だけではなくなります。自社の強みが伝わりやすい文脈で、信頼のある相手から紹介されるルートを持てるようになります。

SparkLaboが支援できる領域

SparkLabo は、営業・リード獲得・案件獲得に限界を感じているB2B企業が、紹介・パートナー経由の新規顧客開拓を仕組み化するためのサービスです。

営業代行が主に直接アプローチで商談機会を作る施策だとすると、SparkLabo は相性の良い紹介パートナー・協業パートナーを見つけ、信頼経由の顧客獲得ルートを作る支援です。

具体的には、パートナー候補の探索、初回紹介、協業施策の設計、実施後の振り返り、改善提案までを担当コンサルタントが伴走します。リファラル、共催ウェビナー、ソーシャルセリング、メール相互配信など、単発の紹介だけではない施策も組み合わせます。

特に相性が良いのは、次のような会社です。

  • B2B向けの高単価商材を扱っている

  • 説明が必要な無形商材を扱っている

  • 営業代行やテレアポでは商談の質が上がりにくい

  • 決裁者や部門責任者との信頼形成が重要

  • 既存顧客、名刺データ、ハウスリストを活用しきれていない

  • 代表の人脈や偶然の紹介に依存している

一方で、すぐに大量のアポイントだけを増やしたい場合や、ターゲット・提供価値がまだ曖昧な場合は、先に営業設計を見直す必要があります。SparkLabo でも、紹介を増やす前に「どんな会社に、どんな課題の文脈で紹介されると商談化しやすいか」を整理することが重要です。

営業代行で成果が出ないと感じたとき、次に見るべきなのは「別の代行会社」だけではありません。自社の商材に合う顧客獲得ルートは何か、信頼経由で会う仕組みを作れるか、既存の接点を資産化できるかを見直すことが、次の一手になります。

よくある質問

営業代行をやめたほうがよいということですか?

必ずしもそうではありません。営業代行は、ターゲットや訴求が明確で、接触量を増やしたい場合には有効です。問題は、商材やフェーズに合っていないまま、アポイント数だけを追い続けることです。営業代行を続ける場合も、商談の質や受注につながる課題感を確認する必要があります。

営業代行とパートナー施策は併用できますか?

併用できます。営業代行で新しい接点を作りながら、別軸で紹介・共催・相互配信などの信頼経由ルートを育てる方法もあります。短期の接触量と、中長期の信頼チャネルを分けて設計すると考えやすくなります。

パートナー施策はすぐに成果が出ますか?

短期で大量のアポイントを保証する施策ではありません。相性の良いパートナー候補を見つけ、相手にとってのメリットを設計し、共催や紹介を継続することで、少しずつ顧客獲得ルートに育てていく施策です。商材、ターゲット、営業体制、パートナーとの相性によって成果時期は変わります。

SparkLaboのサービス内容を見る

営業代行で成果が出ないと感じている方は、営業代行会社を変える前に、自社に合う顧客獲得ルートを見直してみてください。

SparkLaboでは、相性の良い紹介パートナー・協業パートナー候補の探索から、紹介、共催、相互配信、ソーシャルセリングなどの施策設計・運用改善まで支援しています。

https://sparknow.co.jp

SparkLaboの資料ダウンロード

SparkLabo は、営業・リード獲得・案件獲得に限界を感じているB2B企業が、紹介・パートナー経由の新規顧客開拓を仕組みに近づけるためのサービスです。

資料ダウンロード

CONTACT

お問い合わせ

サービスの導入検討から運用中の課題まで、幅広くご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

email

お問い合わせする

DOWNLOAD

資料ダウンロード

サービスの詳細をまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。検討の第一歩としてご活用ください。

file_download

資料をダウンロード