TOPchevron_right営業・案件獲得chevron_right

営業 限界を感じたら見直すべき「新しい案件獲得ルート」の作り方

営業 限界を感じたら見直すべき「新しい案件獲得ルート」の作り方

公開日時:

2026/6/29 02:53

営業の限界を感じたら見直すべき「新しい案件獲得ルート」の作り方

「営業を頑張っているのに、新規案件が増えない」「代表の知人紹介だけでは、そろそろ限界かもしれない」。そう感じている経営者は少なくありません。

営業 限界という悩みは、営業担当の努力不足だけで起きるものではありません。特にB2Bの高単価商材や無形商材では、誰に、どの文脈で、どの信頼関係を通じて会うかによって、商談化のしやすさが大きく変わります。

この記事では、営業が頭打ちになったときに見るべきポイントを、根性論ではなく「案件獲得ルートの構造」として整理します。広告、テレアポ、営業代行、交流会、紹介を否定するのではなく、それぞれの向き不向きを見たうえで、代表の人脈だけに依存しない新しい接点の作り方を解説します。

結論から言うと、営業が限界に見えるときは、営業量を増やす前に「接点の種類」を見直す必要があります。直接会える人だけでなく、顧客、知人、協業先、紹介者を介した二次人脈を設計できると、案件獲得は偶然の紹介から少しずつ仕組みに近づきます。

営業が限界になるのは努力不足だけが原因ではない

営業が頭打ちになると、多くの会社はまず行動量を増やそうとします。

  • テレアポ件数を増やす

  • フォーム営業を増やす

  • 広告予算を増やす

  • 営業代行に依頼する

  • 交流会への参加回数を増やす

もちろん、行動量は重要です。そもそもの接触数が少なければ、商談も受注も増えません。ただし、一定期間やり切っても成果が伸びない場合、問題は行動量ではなく「誰に、どの入口で会っているか」にあるかもしれません。

B2B営業、とくに高単価・無形商材の営業では、見込み顧客が初回接点の時点でかなり警戒しています。知らない会社から急に連絡が来ても、すぐに話を聞こうとはなりません。サービス内容が複雑で、導入判断に経営者や部門責任者が関わるほど、初回接点の信頼度が商談化率を左右します。

そのため、営業が限界だと感じたときに見るべきなのは、営業担当が怠けているかどうかではありません。

  • 直接アプローチだけに偏っていないか

  • 代表の個人人脈だけに依存していないか

  • 既存顧客や過去接点を活用できているか

  • 自社の顧客課題を先に聞いている周辺企業とつながっているか

  • 紹介や協業が偶然任せになっていないか

このように、営業活動の前段にある接点設計を見直す必要があります。

まず見るべきは「接点の種類」

新しい案件獲得ルートを考えるときは、顧客との接点を大きく3つに分けると整理しやすくなります。

1つ目は、直接人脈です。前職のつながり、友人、知人、既存顧客、過去の取引先など、すでに自社や代表を知っている相手です。信頼は高く、受注につながりやすい一方で、母数には限界があります。創業初期には強いルートですが、事業が伸びるほど同じ人脈だけでは足りなくなります。

2つ目は、未知接点です。広告、SEO、展示会、テレアポ、DM、SNS広告など、自社をまだ知らない人に接触するルートです。母数は大きいものの、相手から見れば「知らない会社」です。商材が分かりやすく、単価が低く、検討者が自分で比較しやすい場合は相性があります。一方で、説明が必要なB2B商材では、認知から信頼形成までに時間がかかります。

3つ目が、二次人脈です。二次人脈とは、自分が直接知っている人ではなく、顧客、知人、紹介者、協業先を介してつながる接点です。たとえば、既存顧客が同じ課題を持つ会社を紹介してくれる。社労士が採用課題を抱える企業を人材会社へ紹介する。Web制作会社が、制作後の集客課題をマーケティング支援会社へつなぐ。こうした接点です。

営業が限界に近づいている会社は、直接人脈と未知接点のどちらかに偏っていることがよくあります。代表の知人紹介だけでは母数が足りない。かといって、広告やテレアポだけでは商談の温度感が上がらない。この間にある二次人脈を設計できるかが、新しい案件獲得ルートを作るうえで重要になります。

広告・テレアポ・営業代行だけで伸びにくくなる理由

広告、テレアポ、営業代行は、どれも有効な施策です。問題は、それらが悪いことではなく、自社の商材や営業課題に合っていないまま依存してしまうことです。

広告は、検索ニーズが明確な商材や、比較検討されやすい商材では力を発揮します。しかし、高単価のB2Bサービスやコンサルティング、システム開発、採用支援、BPOのような無形商材では、クリック後すぐに問い合わせが増えるとは限りません。検討者は「良さそう」だけでは動かず、「この会社に相談して大丈夫か」を見ています。

テレアポやフォーム営業は、短期間で接触数を増やせます。ただし、相手から見ると突然の連絡です。課題が顕在化していない相手や、決裁者にたどり着くまでの距離が長い商材では、アポイント数は取れても有効商談になりにくいことがあります。

営業代行も、商談創出を外部化できる点では有効です。一方で、商材理解、ターゲットの解像度、提案後の受注力が整っていないと、アポイント獲得だけで終わることがあります。特に、代表や専門家が話すことで価値が伝わる商材では、外部の担当者が初回接点を作るだけでは十分でないケースもあります。

交流会も同じです。人と会う機会は増えますが、名刺交換だけでは案件になりません。どの相手と補完関係を作れるのか、相手の顧客にどんな価値を返せるのか、次にどの施策を一緒に行うのかまで設計しなければ、会って終わりになりやすいのです。

つまり、営業が限界だと感じる会社に必要なのは、既存施策をやめることではありません。直接アプローチや広告だけでは届きにくい顧客に、信頼のある第三者を通じて出会うルートを増やすことです。

新しい案件獲得ルートは二次人脈から作る

二次人脈を使った案件獲得は、単なる「知り合いを紹介してもらうこと」ではありません。紹介が生まれやすい状態を設計することです。

たとえば、システム開発会社であれば、顧客の業務課題を先に聞いているBPO会社、DXコンサル、士業、SaaS導入支援会社がパートナー候補になります。採用支援会社であれば、労務相談を受ける社労士、研修会社、人事コンサル、採用広報会社が候補になります。マーケティング支援会社であれば、Web制作会社、営業支援会社、CRM導入会社、広告代理店などが考えられます。

ここで大事なのは、「自社の商品を売ってくれる人」を探すことではありません。自社の見込み顧客が、購入や相談の前にどんな課題を誰に話しているかを考えることです。

顧客は、いきなり「このサービスを買いたい」と言うわけではありません。

  • 売上が伸びない

  • 採用がうまくいかない

  • 営業の商談化率が低い

  • Webサイトを作ったが問い合わせが来ない

  • バックオフィスが回らない

  • 業務がExcelや手作業に依存している

こうした前段の悩みを聞いている会社や専門家がいます。その相手と協業関係を作れれば、顧客が本格的に比較検討を始める前に、信頼ある文脈で接点を持てます。

これが、二次人脈を案件獲得ルートに変える基本の考え方です。

自社で最初に整理したい4つの資産

二次人脈やパートナー経由の営業を始める前に、自社の中にある資産を整理しておくと進めやすくなります。

1つ目は、既存顧客です。既存顧客は、自社の価値をすでに知っています。同じ課題を持つ会社を知っている可能性もあります。ただし、「誰か紹介してください」と漠然と頼むだけでは紹介は生まれにくいです。どんな会社、どんな課題、どんなタイミングなら紹介しやすいのかを明確にする必要があります。

2つ目は、過去の名刺や商談履歴です。交流会や展示会で名刺交換した相手、過去に商談したが受注に至らなかった相手、数年前につながったまま眠っている接点は、すべて見直す価値があります。すぐに顧客にならなくても、協業先や紹介元になる可能性があります。

3つ目は、周辺サービスとの補完関係です。自社の前工程、後工程、同じ顧客に別角度で関わる会社を洗い出します。たとえば、営業支援会社なら、B2Bマーケティング支援、CRM/SFA導入、研修会社などが近い領域です。相手の顧客にとって、自社を紹介する理由があるかを考えます。

4つ目は、発信できるテーマです。パートナー施策は、紹介だけではありません。共催ウェビナー、メール相互配信、少人数勉強会、SNSでの相互発信など、相手の顧客に役立つテーマを一緒に届ける方法があります。紹介を頼む前に、相手にもメリットがある企画を用意できるかが重要です。

これらを整理すると、営業は「毎回ゼロから新規開拓する活動」ではなくなります。すでにある接点を、案件獲得につながる資産として活用できるようになります。

紹介・パートナー施策を仕組みにする手順

紹介営業は、自然に起きるものだと思われがちです。確かに、紹介には人間関係が必要です。しかし、紹介が生まれやすい条件は設計できます。

最初に行うべきことは、紹介されたい顧客像を絞ることです。「中小企業なら何でも」では、相手は誰を紹介すればよいか分かりません。「社員数が増えて労務や採用に悩んでいる企業」「Webサイトはあるが問い合わせが増えていないB2B企業」「既存紹介に依存している受託開発会社」のように、紹介者が思い浮かべやすい表現にします。

次に、パートナー候補を探します。自社の見込み顧客とすでに接点を持っている会社、顧客課題の前後工程にいる会社、同じ経営者層や部門責任者に会っている会社を洗い出します。ここでは、業種名だけでなく「どんな相談を先に受けているか」を見るのがポイントです。

そのうえで、相手にとってのメリットを設計します。紹介してくれたら報酬を払う、という話だけでは不十分なことがあります。相手の顧客満足度が上がる、相手のサービス範囲を補完できる、共催企画で見込み顧客に価値提供できるなど、相手が動く理由を作る必要があります。

最後に、施策を継続できる形にします。初回面談だけで終わらせず、紹介しやすい資料、共催テーマ、メール文面、振り返りのタイミング、次に紹介してほしい顧客像を整えます。パートナー施策は、相手探しよりも、その後の設計と運用で成果が分かれます。

この流れを作ることで、紹介営業は「たまたま紹介が来たら嬉しい」状態から、「紹介や協業が生まれる確率を上げる」状態に近づきます。

SparkLaboが支援できる領域

SparkLabo は、営業・リード獲得・案件獲得に限界を感じているB2B企業が、紹介・パートナー経由の新規顧客開拓を仕組みに近づけるためのサービスです。

支援の中心は、相性の良い紹介パートナー・協業パートナー候補を見つけ、接点を作り、その後の施策設計と改善まで伴走することです。単に人を紹介して終わるのではなく、リファラル、共催ウェビナー、ソーシャルセリング、メール相互配信など、複数の協業施策を組み合わせて考えます。

特に相性が良いのは、次のような会社です。

  • B2B向けの高単価商材を扱っている

  • 説明が必要な無形商材を扱っている

  • 代表や役員の人脈に営業が依存している

  • 広告やテレアポだけでは商談の質が上がりにくい

  • 既存顧客リスト、名刺データ、ハウスリストを活用しきれていない

  • パートナー施策に関心はあるが、相手探しや運用が続かない

一方で、すぐに大量のアポイントだけを獲得したい場合や、ターゲット顧客がまだ曖昧な場合には、先に営業資料や提案内容、受注体制を整えた方がよいこともあります。パートナー施策は、魔法のように自動で案件が増える施策ではありません。相手選び、メリット設計、関係構築、振り返りを続けることで、信頼経由のチャネルに育てていく取り組みです。

営業が限界だと感じたとき、必要なのは営業をやめることではありません。営業の入口を増やすことです。直接人脈だけに頼らず、未知接点だけに依存せず、二次人脈を活かした案件獲得ルートを持つことが、次の成長の土台になります。

SparkLaboのサービス内容を見る

営業・リード獲得・案件獲得に限界を感じている方は、SparkLaboのサービス説明ページをご覧ください。

SparkLaboでは、相性の良い紹介パートナー・協業パートナー候補の探索から、紹介、共催、相互配信、ソーシャルセリングなどの施策設計・運用改善まで支援しています。

https://sparknow.co.jp

SparkLaboの資料ダウンロード

SparkLabo は、営業・リード獲得・案件獲得に限界を感じているB2B企業が、紹介・パートナー経由の新規顧客開拓を仕組みに近づけるためのサービスです。

資料ダウンロード

CONTACT

お問い合わせ

サービスの導入検討から運用中の課題まで、幅広くご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

email

お問い合わせする

DOWNLOAD

資料ダウンロード

サービスの詳細をまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。検討の第一歩としてご活用ください。

file_download

資料をダウンロード